EXステージ

長い夢だった…
22/06/13 10:09
夢見


よくある魔王と勇者物だけど、魔界裏事情的お話な夢をみてた。正直いってそういうの大好きですとも。

魔界といえど人間側と同じように魔物が魔族を襲う。人であるか魔であるかというだけで生活形態はそんなに変わらない。ちなみに、人との共存は有りだと思っている。
魔界は暗い。昼間は夜明け頃の明るさしかなく、夜は何も見えない黒の世界になる。人間側と同じように魔物が蔓延るものだから夜は特に危険で、夜の間は魔王の魔力で作られた魔物避けの移動照明が集落を巡り、魔防隊が警らする。そんな中を生活をしている魔族達。
ある日、なろうでありがちな勇者召喚が行われ、人間側の一方的な進攻により魔王城が半壊滅状態となる。魔王は死なないし他の魔族も無事だが、魔物や人間の襲撃が地味に続くので復興作業が遅れていて疲れが出ている。
『本日皆様に声をお届けするのは、魔防隊第74師団所属レムリアです。本日も某国の進攻は魔王様と近衛隊により妨げられ〜』しなやかではっきりとした声を魔力を媒体としたマイクから発するのは、瓦礫のソファ()にだらしなく寝転がったセイレーンのレムリア。魔イクはなぜか魔界全土に声を届ける。魔力って不思議。魔防隊は魔族の不安解消にこうして日々の業務をラジオよろしく魔界に伝えている。明日は75師団の担当。
こんな細々な設定みたいな断片的な夢をみてた。あと、後味悪いのも見たな。

人と結ばれた魔族が子供連れて人間側の辺境に行くって言うんで、その見送りをしたんだけど、汽車?で移動するのね。僻地だからダイヤとかもなくって、待ってたら一両編成のが来て、それに彼らが乗り込んで出発するの。

手を降って、奥さんと子供大事にね!って言う向こう側。
涙を浮かべて笑いながらまたな!と返すその後ろ。
運転手の顔。
それは生きた者の顔ではなく…
その後、彼らの行方を知る者は誰もいなかった。
っていう感じ。


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