2012年8月16日(Thu)
03時22分
Eテレで
話題:最近驚いたこと
昨日の事だが偶然テレビで教育…
おっと今は「Eテレ」か。
で偶然日本語講座のようなのをやってて途中から観たんだが
その番組構成や教えている内容から、
留学生向けの日本語講座かと思うような日本語初歩の内容
具体的に言うと
本を評価するとき「凄い」の中にも色々あり
「不朽の名作」「傑作」「力作」「大作」
と。
ただ、出演していたのが高校生間の出来事で、
もしや?と思ったら案の定、
その番組は事もあろうに「高校講座」だった。
番組が短いし夏休みだからか、立て続けにもう1本流れていた。
そこで番組の全容がわかった。
主人公は男子高校生
その高校生が言葉のコミュニケーションでトラブルが発生したときに彼の脳内に住む奇妙な「七人の住人」がアドバイスをして解決していく
というスタイル
番組タイトルは『高校講座ベーシック日本語』
だった。
その続きの回では『略語に注意』と『希望を伝えるときの文の組立て方』
略語に注意ではパソコン室で主人公が想いを寄せる同級生の女の子がPCを操作しているそばで
主人公
「ITできるんだね」
女の子
「え!?IT…ね」
「ねぇITの意味知ってる?」
主人公
「バカにしてる?」
「インターネットでしょ!」
女の子
「…」
脳内ではITが情報技術を表す略語ということと、そのほかに「コスパ」「エゴ」も解説される。
希望を伝えるほうでは、主人公が家で母親に「アメリカに留学したい」と交渉するのだが、ただ「行きたい」ばかりで理由や目的を全く伝えず、当然聞く耳を持ってもらえない。
脳内の七人が、なんで?何のために?どんな将来を考えて?どれくらいの期間?
と順序だてて質問されそれに答えていくことで、伝えるべき内容に気づいきもう一度母親に順序だててお願いして、母親は説得に成功する
というもの。
脳内のユニークな七人は
まとめ役「リーダー」
インテリ姉さん「ヤスコ」
日本語が達人な外人「マイケル」
生意気な中学生「エリカ」
自称セクシークイーン「フジコ」
筋トレ命「シュウゾウ」
トホホなオジサン「タカヤマ」
この七人+主人公の会議が面白おかしく描かれている。
観てて楽しいのだが、こんな小学生レベルの内容が高校講座といて放映されている現実を憂いてしまう。
が、この番組でまともな会話が出来る若者が増えるのはイイことなのかもしれないな