生まれた時からヲタオヤジ


2016年7月8日(Fri) 18時08分

やっとスッキリ!!

話題:すっきりしたこと

随分ぶりだなぁ・・・

ブロ友様方には随分ご心配をくださり、誠にありがとうございます。

取り立てて何かあったわけでもなく、ぼちぼち無事に日々過ごしています。

最近暑い日々が続いて少しでも涼を・・・
とホラー映画や動画サイトで心霊ものを観たりしている。

この前の日曜には一人で映画「貞子vs伽椰子」を観てきた。

作品自体に”怖い”と感じるシーンは少なかった。
殺害シーンでの”気色悪さ”は当然あったが・・・

それよりむしろ、その日観客に多かった中高生の女の子グループがありがちなフェイクにもいちいち反応する
強大な悲鳴のほうにビビった。

 

さて、ここからが本題

ここ5年くらいずっとタイトルを思い出せなくてモヤモヤしてた恐怖映像作品が合ったのだけれど、
それが解決してスッキリした。

タイトルは「ししゃもと未亡人」

10代の頃に観て、当時身の毛もよだつ底知れぬ恐怖を感じた作品だった。

幽霊や化け物の影に悩まされたり、襲われたり、なんて展開はなくただ静かに日常なのに非日常のドラマが展開していくもの。


ある未亡人が引っ越しするところから始まる。

せっせと引っ越し準備をする中、冷蔵庫から干からびたししゃもが出てくる。

悪態をつきししゃもを捨て庫内を掃除して越してゆく未亡人。


新居に引っ越しがはじまる。

ここで、「この新居は過去に何かあった事故物件である想像がつく」

と思いきや、越した後もご近所さんとのドラマが展開するだけで何も起きない。


ただ一階で未亡人が寝ていると低い「ブーン」という音を気にすることと

視聴者に電気メーターが回転する映像がしょっちゅう差し込まれる。


ドラマ内で一か月が過ぎたとき事件が起きる。

とてつもなく高額の電気代が請求されたのだ。

家財の電化製品は全て越してくる前から使っていたもの、
なのに電気代が上がるなんて!!

最初こそ訝し、不思議がる未亡人がいずれ激高して電力会社へクレーム電話!

派遣されてきた技術者と異常電力消費器具の調査を行うが、問題なし。

翌月、矢張り高額の請求。

今度は隣人の電気泥棒を疑う未亡人
(老夫婦は監視しているような素振りをみせていた)

これも電力会社の技術者に調査させ問題なし。

考える全てが否定され八方塞となった未亡人は技術者と徹底調査を敢行する。


あらゆるコンセントを抜き、照明機器を外していき電力メーターが止まるかをテストする。

全ての電気機器が外れた状態なのにまだ電力計は回っている。

ふと技術者が分電盤にいかにも怪しい電線があることに気づきたどっていく。

それは一階の床下へ延びていた。

床板を外し更にたどっていくと地中に入っている。

後日、土建屋(重機)も加わって床下を掘り返しコードの探索が再開する。

ほどなく古びた大型の冷蔵庫が掘り出され、コードはその冷蔵庫に繋がっていた。

そして冷蔵庫は「ブーン」と低い唸りを上げコンプレッサーを作動させていた。

そう、電気代高騰の原因はこの冷蔵庫。


なぜ?床下に隠すように埋められた冷蔵庫?

恐る恐る、冷蔵庫を開ける未亡人。

そこには女の死体が!!!

赤黄色くなった死体の瞳が映し出されて

番組は終了する。


というものだ。


家が事故物件は間違いなかったが、途中のコード捜索時頃まで俺は

壁に死体が塗りこまれているパターンだと思っていたので結末には意表を突かれた。

そして、単に床下へ埋めただけでは腐敗臭で発覚するので、冷蔵庫で腐敗を防止するという発想に脱帽と底知れぬ人の闇の恐怖を感じたものだった。




comment 0

  
[このブログを購読する]



帰る


-エムブロ-