ハロー。
未だエロマンチックが止まらない45歳の春を向かえたブリッジでおまん。
さて。
これまでに記してきたようにシンプルで昭和な雰囲気の生活に可能な限り近く暮らしたいと願っている訳ですが。
それ故、洗濯機も保有せずコインランドリーの世話になっていまして。
しかし昨今よく見掛ける大手の明るく清潔感満載のコインランドリーはなんかオレのポリシーには反していて。
出来るなら鄙びた古いコインランドリーに通いたいと引っ越した当初から考えてました。
すると案外あるんですな、そんなコインランドリーがいとも簡単に近くに。
個人経営レベルのこじんまりしたこの店にある乾燥機や洗濯機の1/3は『故障中』の貼り紙(笑)
当然型も古い。
変な音もするし(笑)
この辺鄙さに拍車をかけているのがオーナーが作成したとおぼしき頑なまでのマジックインキによる手書きのポスター。
そのひとつに『祝☆二十周年』と題されたこれまでの来店ご利用に対するお礼の文言が。
そーかー
なるほどこのコインランドリーも二十年になるんだな、よくぞここまで生き残ってくれていたこれからもヨロシク的に思っていたらその文言の最後に日付が書いてあった。
『平成十年大月吉日』
もう36年になるんかよっ古っ(笑)
シンプルスタイルを目指して今あるモノで十分足りてることを再確認しながらもまだ足り過ぎてると感じてる今日この頃。
減らしても減らしてもまた新たなモノが入ってくるんだがそれはよく吟味し時間をかけて選んでいるので満場一致としています。
早いもんでこの部屋に越してきてもうすぐ丸Bヶ月、それなりに居心地の良い住み処になってきました。
しかし一方で。
十分足りてるはずなのに何かが足りてないと模索しているのも確かな思いです。
さて。
先日PHP文庫から出ている金子由紀子著『引き算する暮らし』とゆー本を読みまして。
もうね、これまでオレが記してきたモノに対する考え方がそっくりそのまま書かれていました。
モノへの未練の断ち切り、その後に実感する爽快感や本当に必要なモノを手に入れるなら安易に手近なモノを買わないこと等。
マヂでオレが書いた本かと勘違いするほど酷似した考え方がそこにありました。
消費税が上がりましたが、よく自問し良いモノを然るべきお金を出して買えばなんのこたーないんです。
安いからってテキトーな品物を大量に買ってみてもちっとも満たされないし気持ちが豊かになることも無いでしょ?
この前鉄のフライパンを買いました。
先ずは日にちをかけて必要かそうでないかからの自問に始まり、買うと決めてからも日にちをかけてあちこち物色しましたよ。
本音を言えばTurkのフライパンが欲しかったんですが高い上にオレにはオーバースペックであることから断念しましたが、身分相応のしかし程度の良い日本製のフライパンを見付けることが出来ました。
自分なりにモノを選ぶ目を鍛える。
そうすればお金の使い方にブレがなくなる。
ひいては無駄がなくなる。
結果、家中の余計なモノが減り心の贅肉も削ぎ落とされて暮らしに輝きが宿ります。
でもですね。
やむを得なく安いモノしか選べない人がいるのも事実でしょう。
安いから些か品質が劣るからといってもモノに罪はありません。
可能な限り使いきって欲しいとも思うのです。