話題:今日見た夢
どっかで見たことある展開すぎた。脱出ゲームか生き残りゲームかな?仕掛けた奴がなんというか…。


極秘任務から帰還した霧人と御堂の妹の柚希。御堂は久々に戦友と再会。
「霧人は今までどこに行ってたんだよ」
「柚希と一緒に極秘任務。あれ?和希、鼎となんかいい感じになってるな。気のせいか?」

鼎とは先輩後輩だが、まぁ友達以上恋人未満なわけでー…。戦友には代わりないけど。


ある日、晴斗達はとあるビルへ任務に行くことになる。選抜メンバーは晴斗・鼎・御堂・囃・霧人。
彩音はまだ、蛇腹刀の次元・空間介入を使いこなせてないためにパス。


そのビルは都心にあった。

この日はどんより曇り空。今にも雨が降りそうな感じ。ビルは10階建てのデザイナーズ系の黒いシックなビル。


「とりあえず、中に入ってみようぜ」
囃の一声で隊員達は入ることに。このビルを舞台に晴斗達は厄介な事に巻き込まれるハメになる。ビル内部もお洒落。

「任務ってなんだっけ」晴斗はとぼけてる。
「ここに霊咒がいるから撃破しろってやつだろうが」

御堂は「あーめんどくせー」って反応。


「霊咒の気配…ないな」
鼎も辺りを見回してるが、びっくりするくらいに怪人の気配なし。
「二手に分かれないか?5人いるんだし」と提案したのは霧人。
「そうだね〜。じゃあ二手に分かれて怪人倒すぞ」

二手に分かれたが、面子が微妙な感じに。晴斗班は晴斗・御堂・霧人、囃班は囃・鼎。これはじゃんけんで決めてる。


2つの班はビル内部を探索するが、ビルには人気もないし明らかにおかしい。
まだ5人は気づいていなかった。5人が入ったと同時に出入口が怪人の手により封鎖された事を。

しばらくして、囃は怪しい部屋を見つけるが中は空。晴斗達も似たような部屋を見つけるがこちらも空。探索から約1時間半。
何もないまま5階のある部屋で休憩することにした。ここで5人は合流。


殺風景な広い部屋だった。椅子とテーブルがあるだけの部屋。
5人はそれぞれ思い思いに休憩してる。


「このビルおかしくないか?人気ないし、なんていうか…さっきから誰かに見られている感じがするんだよね」
霧人が気になっていたことを呟く。
「私も感じていた。監視されている気がする…」

5人は部屋を出ようとした。…が、ドアが開かない。誰かが鍵をかけた気配すらもなかったのに!?部屋に閉じ込められた!?


「ドア開かないよー!」晴斗が騒ぐ。
「どこか出られる場所はないのか?」
鼎は部屋を見渡す。この部屋には窓がない。ドアは1ヶ所。


館内放送が突如流れた。

「ゼルフェノア諸君、よく来ましたね。君たちをビルに閉じ込めた。その部屋を脱出してから霊咒を倒すがいい。このゲームのクリア条件は強化態3体を撃破することだ。ちなみに外部からは侵入出来ない。強力なバリアを張ったからね〜。脱出出来るかな?」

この声…樋野!?館内放送は切れた。御堂は苛ついてる。
「樋野の野郎、悪趣味なゲームを仕掛けたな!」
「和希、落ち着け。まずはこの部屋を脱出しないと始まらないだろ」
霧人が宥める。

囃は早速ドアの破壊にかかっていた。拳や体当たりでも全然効かない。
「このドア、異常に硬いぞっ!びくともしねぇ」
「仕掛けたのは樋野だから、何か術をかけたとかかも」
霧人は冷静。囃は野太刀を使ってみることに。野太刀の正式名は鉄厳刀。


囃は鉄厳刀を抜刀、一気に叩きつける。部屋中にものすごい衝撃波が。囃はゼイゼイ言ってるが、ドアはびくともしない。
鼎はあることが気になった。この部屋には窓がない。4面とも壁。壁紙のデザインがどうも気になる。


「鼎さん、どうかしたの?」


晴斗の声をよそに壁をそっと触る鼎。
「ドアは本当の出口ではない気がする…。私達は奴らに試されているんだ。晴斗達も壁を調べてくれないか?脱出出来るかも」
「わかった」

5人は部屋の壁をくまなく調べることに。


本部。宇崎はビル内部が全然モニターに映ってないことに気づく。

「ビル内部が全然映らないぞ…。砂嵐だ」
「これは妨害だな。5人は何か仕掛けられたのかもしれない」
宇崎は別角度カメラのビル外観を見る。

「おい釵焔。このビルかなり強力なバリア張られてんな。外部から侵入出来ないな」
「映像は出ないが、通信音声は聞こえているね。閉じ込められたようだな。禹螢の手下によって。それもゲーム形式にしてやがる…」

「なんつー悪趣味なヤツ」
宇崎は嫌そうに言い捨てた。


鼎は壁の一部が動くことを発見した。
「鼎さん何かあったの?」
晴斗は呑気に聞いてる。
「話しかけるな。今…解いている。それにしても難題だな、これは」

…解いている?よく見ると鼎が弄っているのは壁のパネルらしいが、複雑なようで苦戦中。霧人が助っ人に来た。
「鼎、選手交代だ。俺にやらせてくれ」
霧人はてきぱきとパネルを動かし、正解を導いた。壁のパネルはドアと連携していたらしく、鍵が開く。

「開いたーっ!!」
晴斗と囃は大喜び。御堂はめんどくさそう。鼎と霧人は無言。
「まだ終わりじゃないでしょ。ビルから脱出するには強化態3体撃破しないとならないからね〜」
霧人は強化態を探している。


本部。モニターが突如復旧。そこにはビル内部の通路が映し出されていた。
「妨害がなくなったな…」
「何か突破したのでは?暁達」


ビル内部を再び探索。強化態はどこにいる?今回は3体なのでかなり厄介。
雑魚も出現するため、雑魚を蹴散らしながら強化態を探す。


5人は武器を構えていたが、再び2班に分かれることに。
この2班はそれぞれ苦戦を強いられることになる。今での怪人とは別格なものが立ちはだかったのだ。


1階。晴斗は興味本位で出入口の扉に触れる。電撃が走った。
「ビリビリ来たーっ!」
御堂は晴斗にドロップキックを喰らわせ、扉から離すことに成功。

「バリアって電撃仕様かよ…。めんどいな」
御堂は厄介だなーという反応。やはり強化態を倒さないと脱出出来ないようだ。


4階。囃と鼎はこの晴斗達の通信を聞いていた。


「バリア、電撃仕様かよー。マジか〜」
「強化態を倒さないと出られないのは本当のようだな」
2人はとぼとぼと歩いてる。囃はあることが気になった。鼎は強化態相手には通常発動はあまり効かないとは聞いたが、彼女には策があるのか?

「囃、どうした?」
「…お前、対の刀発動では強化態相手じゃあまり効かないらしいじゃねぇか…。どうすんのさ。火焔も今は制御されてて使えないんだろ?」
「これがある」

鼎は蒼閃刀を見せた。浄化型の青い刀…?


2人は異様な雰囲気に気づく。そこには多数の雑魚と強化態1体が待ち構えている!

「鼎、行くぞ」
囃は鉄厳刀を鞘ごと構えた。
「こいつらを撃破してやろうではないか」
鼎は対の刀を抜刀した。緊張感が高まる。



無駄に長引きそうな、樋野主催の脱出ゲーム…。
クリア条件は強化態3体撃破。だがこの強化態が今までとは何かが違うらしい。


樋野は禹螢から力を貰い強化しているあたり、関係してそうだが…。
樋野は御堂を間接的に潰しにかかってます。


やけにリアルだったのは、部屋に閉じ込められたところ。壁のパネルが鍵になっていた。
パネルは難易度が高いパズルになっていたのだが、霧人は難なく解いた。



この魔の脱出ゲーム、ビルに張られたバリアは電撃仕様で外部からは侵入不可能なのだが、バリア関係なしに1人だけ入れる人が。


魔の脱出ゲームにおける5人のスペック。

・暁晴斗:バランス型・天然タフで石頭・武器の『無限剣』は未知数なのでのびしろがある・身体能力高い

・囃竜士:パワー型・鍛えているため頑丈なタフガイ・『鉄厳刀』は滅多に抜刀しないが鞘ごとでも強い・規格外のパワー系

・紀柳院鼎:一点集中型・対の刀の特性上『紅炎刀』の火焔発動をすると戦闘に制限時間が。『蒼閃刀』の上位互換発動はまだ確認されていない・意外と身体能力は高い(蹴り限定)

・御堂和希:バランス型・身軽でアクションを軽々こなす・対霊咒(怪人)用銃『マグナムブラスト 4DX-3500』の隠しモードをいち早く発見した・武器の扱いはマルチプレーヤー

・渋谷霧人:テクニカル型・様々な武術と多様な武器を使用・頭脳明晰・メインよりも援護・変わった武器をよく使う


魔の脱出ゲームは一筋縄では行かなそう…。