話題:今日見た夢
やったら生々しい戦闘シーンがあったのだが、仮面ライダーギーツの影響なんだろうか…。公園っぽい場所でバトルしてた。



本部・メンテナンス室。ここでは愛用の武器の手入れしに隊員達が不定期に来る。御堂は対霊咒用の白い銃こと『マグナムブラスト 4DX-3500』を弄ってる。


この銃、長官が開発したもんだが何か仕掛けてあるなー。取説の原本は司令室か。
御堂は銃がライフルモードになることに気づく。こんな機能があったのかよ!?他にもありそうだ。


晴斗は鼎の姿がないことに気づいた。

「室長、鼎さんどこにもいないけど何かあったんですか?」
「鼎なら今日、大事な日だから午後まで来れないぞ。晴斗ならわかるだろ。…13年前の今日、あの忌々しい事件が起きた」
「13年…」

「鼎は今頃事件現場に行ってるはずだ。墓参りも兼ねてね。あれから彼女は長い後遺症に苦しめられてはいるが、少しずつ落ち着いてはきてるみたいでさ…。帰ってきたらそっとしておいて欲しい」
「…わかった」


都内某所・住宅地にある事件現場跡。今は更地になってるが、現場跡には今でも花が手向けられている。


鼎は現場を見た瞬間、記憶がフラッシュバックした。

現場は元は都筑家があった場所。
怪人による放火により、両親は鼎の目の前で殺され・鼎(=悠真)は生還したものの身体に忌々しい火傷を負った。顔の大火傷の跡は酷く、仮面なしでは外出なんて出来ない程。


鼎は現場跡で動けなくなってしまう。体がガクガクと震えていた。震えが止まらない…。
この住宅地は晴斗の家もそこそこ近い。晴斗の母親・朱美は現場跡で動けなくなっている鼎を目撃。

「鼎さん…だよね?私だよ、覚えてる?晴斗の…」
「朱美さん…」
鼎は声を出すのがやっとな状態。


鼎は暁家に行く流れに。元々都筑家と暁家は家族ぐるみで付き合いがあるほど仲が良かった。当然、朱美は鼎が悠真であることをわかっている。

「鼎さん…大丈夫?震えていたけど…フラッシュバックしたのね…」
鼎はうなずく。
「そうか…ちょうど今日なのか…。もう13年になるんだね」
「…私からしたらまだ13年ですよ。生き地獄でしたから」
生き地獄か…。あんな全身火傷を負ってしまったら、あの姿になった以上生きても地獄…壮絶だ。

「鼎さん、もう少しゆっくりしていいのよ。まだ落ち着けてないんでしょう。現場見ちゃったからね…」
「…はい」
鼎の声は震えてるように感じた。


敵は場所を選ばないし、待たない。鼎は嫌な予感がした。

「鼎さん、もう帰っちゃうの?」
朱美は心配そう。
「嫌な予感がするんです。ありがとうございました。また来ますね」


鼎は暁家を後にしたと同時に、対の刀の柄を触る。胸騒ぎがする…。


本部ではアラートが鳴っていた。

「釵焔!場所は?」
宇崎は慌てて釵焔に聞いた。
釵焔はすっかり組織に馴染んでいるが、本当に怪人なのか?
「都内の某住宅地周辺1ヶ所だけだが、隊員1人が交戦してる」

1人が交戦中!?宇崎はモニターを拡大させる。そこには鼎と雑魚怪人複数と強化態1体が。
「よりによって鼎が交戦中か…。今すぐ応援出すぞ!」

「室長、俺を出してくれ。あと晴斗もな」
「御堂!?どうした急に」
「特殊な刀剣なしでも強化態を攻略出来る方法がわかったんだよ」

御堂は白い銃を見せる。マグナムブラストには何かあるのか!?取説によるとライフルモードが搭載されてるとあったが、そんな雰囲気じゃない。
晴斗と御堂は現場へ向かう。


宇崎は急いで銃の取説原本を見た。原本巻末には袋とじがある。袋とじ…?長官はふざけて作ったのかよっ!
宇崎は袋とじを急いで開けた。そこには長官からのメッセージが。

「『隠しモード』って何だよ!!」
宇崎は思わず取説を机の上に叩きつける。まさか御堂はその隠しモードを見つけたというのか!?


某住宅地。鼎は1人で怪人と戦っていた。ここだと周りに被害が及ぶ。
どうにかして人気がない場所に誘導しなくては…。この住宅地、近くに広くて緑豊かな公園があった。そこに誘導させるしかない。


鼎は怪人をわざと引きつける作戦に出る。ダッシュし、公園へ怪人を誘導。公園なら隠れる場所もあるし、被害も最小限に出来る。
鼎は雑魚を次々倒していくが、強化態との戦いで苦戦を強いられる。対の刀を発動させているがダメージをうまく与えられてない。

「くっ…!」
鼎は強化態に容赦なくやられている。これが霊咒強化態…。強い!
鼎は二刀流を活かして攻撃を次々仕掛ける。だが、呆気なく攻撃を受けてしまい突き飛ばされてしまう。

どうすればいいんだ…。ここで私は終わるのか?


強化態は鼎の胸ぐらを強引に掴む。私はここで死ぬのか…?意識がぼやける。
その時、激しい銃声が。鼎は音の方向を見た。そこには御堂と晴斗の姿が。

「鼎、助けに来たぞ!よく持ちこたえたな。もう大丈夫だから」
「和希…」
強化態はターゲットを御堂と晴斗に変える。御堂は銃をカチャカチャ弄り始めた。


「晴斗、鼎を頼む。こっちには切り札があるんだよ!」
切り札だと!?
御堂はかなり離れた距離から次々銃撃するが、今のところは見慣れた白い銃。強化態は完全に御堂をターゲットにしてる。晴斗は鼎を安全なところに避難させてから御堂の援護に加わる。


「晴斗、あれをやれ!」
「了解っ!」
強化態が御堂に襲いかかる隙を見て、晴斗は高く跳躍。剣を斬馬刀に変化させてダメージを与える!2人のコンビネーション炸裂。


「読み通りだな、サンキュ。晴斗も離れてろ」

御堂は銃を弄り終わったようだ。そして静かに構える。
「とどめだ」
御堂は思いっきりトリガーを引いた。名付けるならば、ブラストシューターブレイクか。
通常時よりも火力が強い上に威力も上がってる!?晴斗と鼎はその威力に驚きを見せた。


強化態は御堂によって倒された。戦闘後、御堂は銃を通常モードに戻し→鼎の元へと歩み寄る。
鼎は恐怖で震えていた。


「鼎…終わったぞ。鼎?」

鼎の様子がおかしい。声が聞こえていないようにも見える。
「御堂さん、今日…あの事件が起きた日だから鼎さんずっと不安定みたいで。そっとした方がいいよ」

「フラッシュバックしたのか…」


この公園、あの現場跡からそこそこ離れてはいるが…。だから鼎は…。あいつは今日姿を見せなかったのか…。


御堂はそっと鼎の手に触れる。鼎の手は黒い手袋を履いているが、これは火傷の跡を隠すため。
「和希…」
鼎は声を出すのがやっとな状態。

「立てるか?ゆっくりでいいよ。悪い、今日あの日なの気づいてやれなくて」
鼎は御堂の手を掴み、ようやく立ち上がる。
「和希のおかげで少し落ち着いてきた…。あれは一体何だったんだ?威力が増していたが」
御堂は白い銃を出す。

「ブラストマグナムの隠しモードだよ。これは簡単には使えない。銃を弄らないと使えないからな。長官は強化態対策もしていたとは驚きだ」
「隠しモード…?」
「そろそろ帰ろうか。それにしてもよく1人で持ちこたえたな」
「強化態があんなにも怖いなんて…。発動があまり効いてなかった…」


今なんて言った!?発動があまり効いてないだと!?


本部。宇崎はゼノクと連絡してる。

「解析班の部屋の床下から出てきた特殊な4つの刀剣の重大資料、あれ誰が作成したんですか?なぜ床下に?ファーストチームの誰か…ですよね?長官。あとマグナムブラストの隠しモードって一体何ですか!?」

「資料作成したのは…誰だっけなー…」
蔦沼の言い方が微妙に。
「忘れたの!?長官忘れたのぉ!?長官はファーストチームのリーダーでしたよね?覚えてないの?」
「もしかしたら二階堂あたりかも…。ファーストチーム研究班の1人だし、心当たりが彼女しかいない」

二階堂!?あの二階堂が!?

「ファーストチームのメンバーって、長官・俺・小田原司令と佐伯・二階堂とあと誰かいましたっけ?」
「紬原と二之坂もだね」
「この中で現在ゼルフェノアに残っているのは、長官・俺・小田原司令と二階堂だけか…」

「二階堂に聞くのは気が引けるなー…」
「何言ってるんですか、長官。二階堂とのわだかまりを解くチャンスですよ!?」


その頃のゼノク・二階堂の仕事場。二階堂は相変わらずゼノクスーツ姿でいる。同僚の鹿本はどこか気になる様子。

「ニカさん、最近ずっとここに引きこもっているよね…。どうかしたの?」
二階堂はゼノクスーツ姿故にマスクはのっぺりしている。そのせいか顔がないように見える。スーツの色は薄いベージュなために動くマネキン感が強い。

「長官に会うのが怖くてね…」
まだあの実験のこと、気にしてるんだ…。相当根が深そう。二階堂は被験者だったと聞いてる。


「隠しモードってエグくないですか!?火力が」
宇崎は騒いでる。
「そりゃもちろん。強化態を倒すために搭載したからね〜。それを見つけた御堂はすごいよ。ちなみに隠しモードは誰でも使えるわけではないから注意してね。詳しくは取説のある部分を読め!原本な、原本」

これは一体どういうことなのか?マグナムブラストの隠しモードは誰でも使えるわけじゃない…とは。


御堂は鼎が言っていた「発動状態でも強化態にあまり効いてなかった」という言葉が引っ掛かっていた。

霊咒強化態は対の刀発動では倒せないってことなのか!?鼎はハイリスク・ハイリターンな火焔発動を使わなければならなくなる?何か他に手はないのかよ!?

強化態が発動で倒せないとなると、幹部クラスも無理かもしれない!?御堂は動き始めていた。あいつは孤游と再戦する、それまでに何かしないと…!



なんだかかなり複雑な前半…からの、後半戦闘パート。
やけに生々しかったのは戦闘序盤の鼎vs強化態・終盤の御堂&晴斗vs強化態。

御堂さん、登場シーンがヒーローみたいになってる…。銃撃バリバリやってるし、最後のやつは必殺技かな?
なんとなく技名付けてるあたり…。『マグナムシューターブレイク』…だそうです。必殺技は叫んでないのは御堂らしいが。


マグナムブラスト隠しモードの威力は異常。もはや必殺技。


鼎がここまで攻撃受ける描写が多いのも珍しいかも。そんだけ霊咒強化態はヤバいということで。

鼎さんからしたら対の刀通常発動では強化態にあまり効いてないため、紅炎刀の火焔発動は避けられない状態に…。他に手はないのかよと。
蒼閃刀の上位互換発動…来そう。


特殊な4つの刀剣の重大資料を作成したのは二階堂らしいと判明したが、長官と二階堂の関係が修復するのか微妙な空気。
組織の雛型のファーストチームメンバーで現在残っているのはたったの4人。


第2部相当は心理描写が増えたな…。特に鼎と御堂が。
必殺技っぽいの、これからガンガン出てきそう。晴斗あたり叫びそう。

鼎さんも武器の特性的に必殺技はあるかと。技名を叫ばないだけで。鼎さん、性格的に叫ばないよな…。
御堂の技はかなり仮面ライダーっぽい。ただの銃撃じゃないから!必殺技的な銃撃よ。


御堂も何気に身体能力高いんで、銃撃しながら怪人相手に蹴り技やるとかフツーにやる。銃で殴るのもやりがち。
鼎はそんな先輩の御堂をずっと見ていたんで、いつの間にか蹴り技が得意に。鼎は対怪人用のブーツを履いてるんで、かなり効いてる。


何気に身体能力が高い隊員が多い組織、それがゼルフェノア。
晴斗は天然タフ・囃は鍛えているせいか頑丈・御堂は身軽なせいか、銃撃アクション得意。

軽装でバトルしてるの、御堂くらいだからね…。Tシャツに革手袋のラフスタイル。組織の制服着てるには着てるけど。
囃も制服着崩してるがな…。晴斗は高校生なんで、戦闘でも私服か高校の制服姿。

だんだん少年漫画っぽくなってきた…。