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続・研究施設攻防戦2

話題:今日見た夢
昨夜も寝やすかったはずなのだが、やけに生々しい夢を見た…。


襲撃から数日後。晴斗達はゼノクの被害状況を見ていた。メイン施設・居住区の一部は損傷、研究施設周辺も被害が出ているが最小限に留まっている。
シールドに救われたようなもん。町ごと要塞化に加え、ゼノクにもシールドが張られている。


晴斗は翳珠の鶴屋と時任と共にメイン施設の外観を見てる。彩音達3人は病院にいるため、今こんな感じ。


「しっかし長坂のやつ、しつこいですよね〜。なんなんですかね〜」時任はマイペース。
「時任、死傷者が出ているんだぞ。のんきにしている場合じゃないだろうが」
鶴屋が空気を読む。時任はすいませんと謝る。
晴斗はメイン施設から庭園・少し離れた場所には学校と幼稚園が見える通路を見ていた。このタイル張りの通路…今まで気づかなかったが、何かの装置があるのか?

「鶴屋さん、時任さん、ちょっとこのタイル…見て下さいよ」晴斗はしゃがみ込み、一部が図形のように配置されているタイルを示した。
「これ…何かの装置に関係してんのかな?この図形、半端な魔方陣のようにも見えるんだけども」
「科学的な研究施設があるゼノクで魔方陣って変じゃんか」


時任がタイルを触る。突如、図形に配置されていたタイルが動いた。これには3人も驚く。
「えっ!?嘘。動いたよ、タイル」
「何かあるぞ、これ」
「パズルみたいになっているのかなぁ…?」
3人は動くタイルと格闘している。ゼノクにはまだ知られざる装置や設備が隠されてる?タイルに見えたがそれはパネルになっていた。


一方の鼎。重度用の治療スーツを着た鼎は特殊仕様の眼鏡をかけていたが、眼鏡に苦戦。この日の鼎は柚子色のスーツを着ていた。
重度用のスーツを着てしまうとマスクの視界がほぼゼロというのもあり、特殊仕様の眼鏡かサングラスがないと見えない。

「このスーツ、ある程度は効果があるようだな…。調子がいい。少し不便だが」

鼎は普通に歩けていることに喜びを感じていた。だから西澤はこのスーツを着ろと言ったのか?


その西澤は動き始めていた。西澤は鼎の監視をしていたが、鼎が長坂に執拗に狙われていると危惧し→行動に出る。
西澤は居住区の鼎の部屋を訪れた。
「何の用で来たんだ?西澤」

「紀柳院、重度用スーツの着心地はどうだ?少しは調子良くなったと思うのですが…」
「以前のように普通に歩けるようになったのは大きいな。息切れもない」
「良かった…。あの、突然で悪いんだけど…その眼鏡外して貰っていい?あ、これからある場所に移動するから、ある程度必要なものはまとめておいてね」


鼎はよくわからないまま、バッグに必要なものを入れていく。仮面とスーツは必要。仮面とスーツはスペアもバッグに入れている。服もいくつか入れることにした。

西澤の他に後ろに職員がいるのが見えた。西澤だけじゃない?
鼎は荷物をある程度まとめたことを西澤に伝えた。鼎は言われた通り、眼鏡を外しバッグに入れて貰う。荷物には特殊仕様のサングラスも入れてある。念のため。マスクは視界がほぼないので見えない。

西澤ともう1人の職員は何やらごそごそ動いている。鼎は突然、この上に寝てと指示を出された。身体が浮いた感じがした。今、担架で運ばれているのか自分は?もう1人の職員は鼎のバッグを持っていたらしかった。
「どこに行く気だ?」
「直にわかりますよ」
「なぜ担架で移動なんだ?」
「紀柳院さんの身体が心配だからですよ。どうやら重度用スーツはある程度効果があるみたいですね、気休めにやったはずですが予想外です」


しばらくすると音が変わった。やけに響いている。
「場所…変わったな…。音が反響してる」
「もうそろそろ着きますよ。今いる場所は地下通路…地下迷宮とも呼ばれています」
「地下迷宮?」
「ゼノクの地下通路は複雑すぎるために『地下迷宮』とも言われているんですよ。ここを把握している人間は僅かしかいない」


やがて目的地に到着。鼎は担架から降ろされ、眼鏡をかけた。イメージと少し違う、近代的な地下通路。よく見ると一部はコンクリート打ちっぱなし。

「ここは…?」
鼎は部屋らしき場所を見た。シェルターか?
「ここは第5シェルターです。ゼノクには4ヶ所シェルターがありますが、ここは極秘の場所故に敵に見つかりにくいんだ」
「私を避難させたのか?」
「避難というか…まぁそんな感じですね。ここは個人用のシェルターですから」

第5シェルターは他のシェルターと違っている。シェルター自体は他よりも狭いが、シャワー室トイレ完備な上に簡易ベッドもある。

他のシェルターも4ヶ所はトイレは完備されているが、シャワー室は2ヶ所だけ。入居者兼職員用のシェルター2ヶ所にそれらはある。


「第5シェルターからこのルートで行くと第1シェルターへ行くことが出来ます。これが地下通路の地図で、現在地がここ。地図渡しておきますね。迷いますから。第5シェルターからは病院にも行けますし、最深部にも行けるのが地下通路なんです」
「地下通路から最深部にも行ける?」
「こっちは階段になりますが…」

最深部のルートは1つじゃなかった。この地下迷宮、把握すればかなり頼もしいのでは…。
地下迷宮はゼノクメイン施設と研究施設に直結、さらには敷地内の学校にまで直結していた。広すぎる。地図を見るとゼノクの外にも繋がっている?


鼎は荷物をシェルターの中に入れた。西澤は心配そうに第5シェルターを後にした。私はここで1人になるのか…。鼎は荷物を開けながら考え事をする。

シェルターの中にあるクローゼットには自分が着ないタイプの服がいくつか入っていた。ワンピースやスカートが多い。鼎はメモを発見する。

『第1シェルターに行く時は自分が紀柳院だと悟られないように。だからこの服を用意した。着て欲しい。 スケッチブックかタブレットで会話すればわからないからそれも用意したよ。西澤』


要は第1シェルターでは入居者と同化しろということか!?悟られないようにというのは職員にという意味っぽい。
「そんなにも私はヤバい状況なのか…」
鼎は突如、ワンピースに着替えた。第1シェルターには新山がいたはずだが…。


一方、晴斗達はパネルをパズルのごとく動かし、図形を完成させる。どこからかガゴッという音がし→何やら装置が起動。それはゼノク全体を包みこむ。

「あの難解なパズルを解いた者がいたようだね」
蔦沼は窓から眺めていたが、調子が悪いため長くは立っていられない。よく見ると両腕の義手がない。
「長官、制御が解けてしまったから無理しちゃダメですって!」

南は蔦沼を支える。今の長官の見た目年齢は12歳くらい。義手のサイズが合わなくなり、子供用の義手待ちの状態。スーツも小学生高学年用になってしまってる。組織の制服に子供用なんてないので似たようなデザインの服を着ている。

「この姿見たら真治はショックだろうなぁ」


鼎は重度用スーツの上からワンピース、さらには特殊仕様の眼鏡をかけ第1シェルターへと向かう。地図を頼りにして。
手にはタブレットを持っていた。


やがて第1シェルターになんとか行き着く。鼎はシェルターの様子を見て、今のゼノクの状況が悪化していると悟った。
今のゼノク入居者は攻防戦の脅威からスーツ姿の入居者が9割だと聞いていたが、スーツ姿の人だらけ。異様な光景だが、ゼノクではそうでもない。


第1シェルターは親子連れが多いのか、子供の姿が目立つ。子供も一部はスーツ姿なのがいたたまれない。

新山はどこからか現れた、柚子色のスーツにワンピース姿の女性に声をかけた。

「逃げ遅れたんですか?」
鼎はうなずく。新山は入居者だと思い込んでいる。鼎はタブレットで会話を試みた。
『いつまで続くのかな…。怖いよ』
「もしかして、喋れないんですか…?」
『前の攻防戦でショックを受けてからうまく話せなくなってしまった。一応声は出る』
新山はこの文章に?と思った。まさかこの人、鼎さんなのでは?なぜ喋れないふりをしてるんだ?訳ありと見た。


新山は小声で耳打ちした。

「鼎さんですよね?秘密にしますからなぜ来たのか教えて下さい」
『新山、その通りだよ。わけあって今、地下迷宮にいる。第5シェルターからここに来たんだ。この服はカモフラージュだ』
第5シェルター?カモフラージュ?


『しばらく第1シェルターにいるから。夕方には帰るよ。巻き添えにしたくないから』
鼎はタブレットを見せながら新山と会話をした後、入居者や職員がいる場所へと合流。周りがスーツ姿だらけなせいか、鼎は馴染んだ。一部の職員もスーツ姿なのもある。


鼎は第1シェルターでは叶(かのう)と名乗った。鼎は親子連れの親御さんとも会話をしている。話し相手の親御さんもスーツ姿。
「叶さん、ショックで喋れないの…大変だよね」
『いいえ、もう慣れましたから。一応声は出ますし』

鼎はジェスチャーとタブレットを駆使して入居者や職員と会話をする。互いにスーツ姿なので表情なんてわからないのだが。


鼎からしたら第1シェルターの人達との会話は貴重な機会になる。第5シェルターで孤独に過ごすくらいなら…。西澤はなんで第1シェルターのことを話したんだろう。


夕方近くになり、鼎は第5シェルターへと帰って行った。新山は気をつけてと見送る。
鼎と会話した入居者・柊は新山に聞いた。

「あの人…隊員さんじゃない?来た場所が変だったから。このシェルターはどこかに繋がっているのかなぁ…」
「そ、そんなわけありませんよ。叶さんは訳ありでちょっと離れた場所に避難してるんです」
柊は気になりながらも戻り、子供と触れあっていた。柊家3人は親子全員怪人による被害の後遺症でスーツ姿でゼノクにいる。子供も。


鼎は第5シェルターで着替えた。どうもスカートは好きじゃない。カモフラージュで着ているだけ。
地下迷宮は人がほとんど来ないせいか、静か。鼎は仮面を手にし、見つめていた。これは私の身体の一部だ…。


ゼノクに異変が起きたのはその日の夜だった。それは突然、轟音が鳴り響いたことから始まる。
「さて、夜ならどうでしょうかねぇ?」
長坂は怪人態になり、ゼノクに単独出現。



ゼノク、どうなってんの?

地下通路、もとい地下迷宮はかなりリアルに出てきた。隠された第5シェルター。地下迷宮はゼノク全体を網羅している上に、一部は外にも繋がっているっぽい。最深部に繋がるもう1つのルートが地下迷宮。


庭園が見えるタイル張りの通路に隠された謎装置、これいきなり出てきた。
まさかの難解なパズルになっている→完成させると装置起動。何の装置かはわからないが、対怪人用のもの。


西澤は鼎を地下迷宮にある第5シェルターに避難させたけど、鼎を孤独にしたくないからか第1シェルターのことを言ったっぽい…。


地下迷宮は地図なしだと迷うように出来ている。西澤と蔦沼長官だけは完全に把握してる。

その蔦沼長官はかなりヤバい状況になってしまっているのだが…。制御が解けたために、ついに見た目年齢が小学生に。
義手が大人用のために、現在子供用の義手待ちってのが生々しい…。完全に九条の前に姿を見せられなくなった。


鼎は気休めに着た重度用スーツのおかげである程度は回復してるっぽいが、スーツを着ている間だけだろうなぁ…。
特殊仕様の眼鏡に苦戦してるのがリアル。書いてないけど、地味に時々壁にぶつかってる。生傷が絶えないらしいが、スーツで身体が保護されているだけマシなのか?

重度用スーツは特殊仕様の眼鏡かサングラスなしだと、視界がほとんどない。
謎テクノロジー全開なゼノクだが、肌全体を覆うスーツが1番謎かもな…。

無題

話題:おはようございます。
昨日の拍手4個ありがとうございます。昨夜はクラシックTV見てから寝ました。


マジンガーZ・グレートマジンガー・ゼンカイジャー・ギャバンのクラシックアレンジ聴けましたが、宙明先生が手掛けた作品リスト…ヤバい。
パネルでアップになったの、映画だけだったっぽいがアニメと特撮のところが見たかった…。


マジンガーZの最終回って、グレートマジンガーが出たことで今でも賛否両論の演出ってすごい気になるのだが…。
ちらっと紹介されていたのよね。

やっぱり宙明先生、ゼンカイジャーの劇伴やっていたんだね。改めて見たら劇伴は共作なんだな、ゼンカイは。
処刑用BGMと最終回に流れたBGM、聴いたことありました。


今日は金ロー見ようか迷うところだなぁ。時かけ、見たことないがちょっとだけ興味はあるというか…。



7月に入った感じがしないのは雨でどんよりしているせいか?

昨日なんとなくトリセツショーの後半10分くらい見たけど、ピクト人間っぽい人が出ていてシュールだった…。ストレッチのところで。
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