黎明の羅針盤

2023/11/20 16:39
メルレールの英雄-リオン編-

シオン編の裏とした書く予定で最初から考えられていたもの。こちらも当初より長くなってる。さすがに2倍とまではいかないけど1.5倍ぐらいかな。

リオンがどう思っていたのかということや、ガーラのことなど書くために作ったのだが……おもわぬところにルフとカルノーという二人が仲間として出てきた

いや、ほんと想定外なんだ。この二人に関してだけはね

想定外でいうと、こちらには七英雄の過去が混ざっていることかな。断片的にではあるが描かれている。

一瞬、七英雄の物語を書こうかと思っていたが、オチが悲しいものにしかならないからと考えるのをやめたという経緯もある。どう考えても悲劇だよ。イリティスが死ぬんだから。しかも終わり方わからなくなりそう

まぁ、それを言ってしまうとリオン編も……

当然ながら、シオン編を読めばわかるがメイン四人の死で終わる物語である。四人ともが死んでしまうのだ。それがわかっている物語

自分達の死で幕引きをしようとしたリオンがどう生活していたのかとか、そんなのを描くための物語だよね

リオンはあの戦いでの後悔からこの行動をしてるわけだけど、それ以外にも罰されたいという気持ちがある。少しでもエリルと幸せに過ごせた過去。それすら許されなかった、できなかったシオンへの罪悪感、幸せに暮らしていたときはシオンのことを考えないようにしていたことへの罪悪感……

それらが元となってうごいてるわけで、それを気づいてしまったフィンはシオンではなくリオンと動くことを選んだ。

エリルも同じ。エリルは前世の記憶を持つから、個人的にもシオンのためになにかしたいという気持ちはあったわけで、リオンを一人で死なせるのも無理と思ってる。過去を関係なく、エリルはリオンが好きなんだよね

ガーラはリオンが計画のために意図的に引き入れて、そのまま本当の仲間になったといったところ


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